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Archive for November, 2015

ディアス大使、パナマ海事ポリシーとパナマ運河現状についてのプレゼンテーションを実施

Monday, November 30th, 2015

2015年11月18日、日本記者クラブで行われた日本プロペラクラブの定例会にて、リッテル・ディアス駐日パナマ大使兼総領事は、パナマにおける海事ポリシーとパナマ運河の最新情報についてのプレゼンテーションを行いました。

海事ポリシーについては、パナマ海事庁が遂行中のサービスの現代化や刷新政策、また、手続きに係る時間や費用の削減を目指して新たに導入されたパナマ免状の新しい電子申請システムなどについて説明しました。

また、パナマ船舶の拘留件数の少なさが評価され、東京MOU、パリMOU、米国沿岸警備隊などの主なホワイトリストに掲載されている旨にも言及しました。

他方で、パナマ運河拡張についても触れ、今夏発見された新閘門のひびについては現在修繕中であること、そして今年末の拡張工事終了からの来年4月の拡張部運行開始が見込まれている旨を伝えました。

当プレゼンテーションには、海事、物流、貿易関連企業や機関から65名以上が聴講参加しました。

プレゼンテーションを行うディアス大使

プレゼンテーションを行うディアス大使

プレゼンテーションの聴講者

プレゼンテーションの聴講者

質疑応答と意見交換

質疑応答と意見交換

左から、ディアス大使、サムエル・ゲバラSegumarオフィス東京チーフ、ヨーヒェン ルーネルト・プロペラクラブ会長

左から、ディアス大使、サムエル・ゲバラSegumarオフィス東京チーフ、ヨーヒェン ルーネルト・プロペラクラブ会長

パナマ、フランス政府と国民への連帯を表明

Monday, November 30th, 2015

パナマ政府は、11月13日フランス・パリで起きた当時多発テロを受け、フランス政府及び国民への追悼と連携の意を表明しました。

パナマは暴力を伴う如何なる行動も認めず、このような野蛮な行為の撲滅と、我々の平和と安全のための唯一の手段である国際法の遵守を求め、道徳を持った全ての国家へ集結を呼びかけます。

私たちの思いと祈りはフランス人、とりわけ犠牲者の遺族の方々と共にあります。

パナマ外務省は当事件を受け、在仏パナマ大使館と連携し、海外在住のパナマ人の安全確保と事件の経緯の追跡に努めるべく、情報調整センターを設けました。当センターは、パリ情勢が正常化するまで開設されます。 当案件関連の連絡先:+ (507) 6983-1862. 

パナマ外務省による声明文(スペイン語)↓

山崎正昭参議院議長による表敬訪問

Sunday, November 22nd, 2015

2015年11月11日、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使は参議院議長である山崎正昭参議院議員の表敬訪問を受けました。

参議院議長は、パナマ国会議長のルーベン・デ・レオン議員の招待を受け実施した今年10月のパナマ旅行に言及し、パナマ大使館の助力に感謝を表明されました。

山崎議員は、ここ数年におけるパナマの発展についての感銘を述べられ、また、進行中であるパナマ運河拡張工事現場を訪れる機会にも恵まれた旨報告されました。

また、パナマに滞在中、パナマ国会議員やパナマ外務省より受けた手厚い歓迎に対しても感謝の意を述べられました。

山崎参議院議長のパナマ訪問により、二国間関係をより強固としたものとなりました。

左から、山崎正昭参議院議長、ディアス大使
左から、山崎正昭参議院議長、ディアス大使

ディアス大使、国際大使館フレンドリーランに参加

Friday, November 20th, 2015

2015年11月7日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、NPOアクティブミドル国際協会(AMIA)が開催した第5回国際大使館フレンドリーランに参加しました。このイベントには、駐日ドイツ大使及び駐日スロベニア大使に加え、他の在京大使館の外交官も参加をしました。

ディアス大使は、開会式にて選手宣誓文を読み上げ、その中で走者としてマラソンのルールを遵守することを呼びかけました。

東京湾を見晴らすお台場の沿岸21kmを、ディアス大使は2時間5分で走り終えました

NPOアクティブミドル国際協会は、スポーツを通じて世界各国の駐日外交官と交流し相互理解の場を共有すべく、国際大使館フレンドリーランを含む多くの年間イベントを開催しています。

ディアス大使は、当マラソンへの参加を持って、当館の文化促進活動へ貢献しました。

選手宣誓文を読み上げるディアス大使
選手宣誓文を読み上げるディアス大使
スタート地点でのディアス大使
スタート地点でのディアス大使
完走したディアス大使
完走したディアス大使

 

国際社会が健康と貧困に関するパナマのリーダーシップと献身を高く評価

Thursday, November 19th, 2015

今般、健康と貧困に関するパナマのリーダーシップと献身が国際社会より高く評価され、ロレナ・カスティーヨ・デ・バレラ大統領夫人が国連合同エイズ計画( UNAIDS)に任命されました。係る式典には、フアン・カルロス・バレラ大統領、イザベル・サイン・マロ・デ・アルバラド副大統領兼外務大臣が参加しました。

 

パナマでは、国連合同エイズ計画の掲げる2030年までのHIV撲滅を目指すため、パナマ保保健省とファーストレディー・オフィスの支援の元で加速的に対策を取る意向が確認されました。世界は過去30年間、深刻なHIVの蔓延に苦しんできました。その事実を乗り越え野心的とも言える撲滅の目標を実現するために、国連合同エイズ計画は世界中の政府機関に向け、HIVの蔓延予防に有効な手段の利用とその最大限の結果を働きかけ、HIVにより世間から隔絶された人々もこの運動に組み込まれるよう呼びかけています。

パナマはこのテーマにおいて、躍進的に活動しています。去る6月、無料でエイズ検査が受けられるキャンペーン“Tests that save lives”が一ヶ月に渡り行われ、多くのパナマ人が社会保障センターと保健省にて検査を行いました。また国内のあらゆる場所で、8,749人の患者が“Terapia Antirretroviral”と呼ばれる療法を受けることができました。

パナマ外務省による原文(スペイン語)↓

パナマ、自動的情報交換システム導入を2018年より開始

Monday, November 16th, 2015

パナマ共和国政府は、パナマの金融サービスを利用者及び国際社会へ、2018年より自動的情報交換システムを導入することを明らかにしました。情報の交換は、2015年9月にニューヨークで開催された第70回国連総会でフアン・カルロス・バレラ大統領の発言に基づき、国際社会におけるパナマ共和国への信頼保持のため、二国間で相互的に、かつ制約を受ける形で行われます。

パナマ政府は、このシステムの適用は上記の制約を受けた形でのみ実行され、OECDだけではなく世界共通の税の透明性に関するスタンダードに対応したものとなる、と発表しました。

当取り決めは、政府間モデル協定(相互協定)に主に準拠して行われ、OECDが定める情報交換の国際基準的要素を取り入れたものとなっています。

パナマ政府は、この自動的情報交換が我が国の競争力の抑止とならない様、必要な対策を今後も随時行っていき、パナマのイニシアチブが平等に扱われるよう当案件が国連で定期的に協議されることを提案していく次第です。

ラテンアメリカバザー2015に参加

Wednesday, November 4th, 2015

2015年10月 28 日、パナマ共和国大使館は、東京プリンスホテルで開催された日本・ラテンアメリカ婦人協会主催のフェスティバルラティノアメリカーノ2015チャリティーバザーに参加ました。

ラテンアメリカバサーは、ラテンアメリカの特産品や食べ物を販売し、収益を同地域の貧困に苦しむ子供たちへ募金することを目的として、毎年開催されているチャリティーイベントです。

パナマ大使館は、モラやチュンガ、チャキーラと呼ばれる伝統工芸品を販売し、来場者の多くが興味を示されました。また、チョップステーキを添えたコーンライス、ビーツ入りポテトサラダ、バナナのシロップ煮などの代表的な食事に加え、伝統的デザートのママジェナやラムパンチなどの飲み物を販売しました、

このバザーには常陸宮妃華子殿下も御臨席され、色鮮やかなモラをはじめとするパナマの工芸品をご紹介することができました。

右から:リッテル・ディアス駐日パナマ大使、畑田紋奈大使夫人
右から:リッテル・ディアス駐日パナマ大使、畑田紋奈大使夫人
パナマの民芸品ブースを訪れる人々
パナマの民芸品ブースを訪れる人々
パナマの民芸品ブース
パナマの民芸品ブース
パナマの食事ブースを訪れる人々
パナマの食事ブースを訪れる人々
チョップステーキとコーンライス
チョップステーキとコーンライス