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2016年度 パナマ大学−千葉大学、パナマ工科大学−千葉大学間 学術交換留学プログラムはじまる

Thursday, March 2nd, 2017

2017年2月15日、パナマ大学及びパナマ工科大学から各3名の学生がそれぞれの大学の教授引率のもと来日し、環境保全型の生産システムで行う農業「植物工場」の分野における、学生や研究生の育成を目的とした学術交換留学プログラムを開始しました。

リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、千葉大学によるパナマ人教授及び学生への学術協定に係る奨学金受給制度確立への感謝の意を表し、同大学高垣美智子副学長とその他教授を夕食会へ招待しました。本協定は駐日パナマ大使館を通し交渉が進められていた案件です。今回来日したパナマ人の教授及び学生は、環境保全型の生産システムで行う多様な農業生産に係る研修を行なう当該プログラム参加者として第2回目の派遣グループとなります。

千葉大学は、最新テクノロジーである当環境保全型農業の研究において権威があり、またパナマ市エル・パナマホテル内コンベンションセンターにて、来たる5月17日から19日に開催される第2回植物工場国際カンファレンスにて公式スポンサーとしての参加を予定しています。

環境保全型農業は、多様な野菜や果物を特別に設計された建物内植物工場にて生産する農業形態です。縦に設置されたベースでの栽培、水を使った水耕栽培や、人工光を用いて光合成の効率性をあげる形態があります。この方法により、気候変動やバクテリアの発生の問題など、従来の農業形態での課題であった問題への解決を図ります。

千葉大学によるパナマ人教授及び学生への奨学金受給制度の謝礼夕食会にて、リッテル・ディアスパナマ共和国大使(真ん中)、高垣教授(4列目左奥)、その他パナマ及び千葉大学の教授・学生らとともに

千葉大学によるパナマ人教授及び学生への奨学金受給制度の謝礼夕食会にて、リッテル・ディアスパナマ共和国大使(真ん中)、高垣教授(4列目左奥)、その他パナマ及び千葉大学の教授・学生らとともに

東京都中央区立中央小学校へのパナマ紹介

Tuesday, February 14th, 2017

2017年2月8日、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使は、パナマの文化を日本の学生に広め、私たちの国への関心を高める目的で、東京都中央区立中央小学校を訪問しました。

第一部では、1年生から6年生の全校生徒と交流しました。芸術クラブによるお琴の演奏の後、ディアス大使は、パナマ運河や生物多様性などパナマに関するプレゼンテーションを行いました。またパナマの先住民族が手作りする、モラやチャキーラ、チュンガといった伝統工芸品を紹介しました。

第二部では、昨年の夏休みに私たちの大使館を訪問してくださった5年生約20人との意見交換を行いました。また5年生全員で、校庭で一輪車の大技を披露してくれました。

記念品贈呈の様子

記念品贈呈の様子


伝統工芸品の紹介

伝統工芸品の紹介


5年生による一輪車の披露

5年生による一輪車の披露

モラに関する著書出版記念講演会及びモラ展示会を開催

Monday, February 13th, 2017

2017年2月7日、駐日パナマ共和国大使館は、セルバンテス文化センター東京の協力のもと、宮崎ツヤ子先生の著書「宮崎ツヤ子コレクション モラのカラー図鑑 ~パナマの先住民アート」の出版記念講演会を開催しました。

宮崎ツヤ子先生は日本に於けるモラの先駆者として大変知られており、東京でモラの技術を教えるスクールを開いています。今般、40年以上に渡るモラの研究においてパナマで集められた自身のモラのコレクションの写真1,800名以上を掲載したカラー図鑑を出版しました。

セルバンテス文化センター東京のアントニオ・ヒル・デ・カラスコ館長は歓迎の辞の中で、同センターの目的がスペイン語圏の文化普及にあることに言及し、パナマの文化であるモラに関するイベントを同センターで開催したパナマ大使館の協力に対しお礼を述べました。

リッテル・ディアス駐日パナマ大使は開会の辞の中で、宮崎先生へパナマのグナ族の文化普及に対する深い感謝を表明しました。また、今日モラがキッチン用品、インテリア用品、メガネケース、ハンドバッグや帽子、ショールといったファッション用品など、幅広い生活雑貨に利用されていると説明しました。

続くモラの展示会開催記念式典では、宮崎先生からセルバンテス館長への本の寄贈が行われました。

本の出版講演会には100名を超えるモラ愛好家が参加し、展示会では宮崎先生のコレクションであるモラのアンティークや様々な時代のモラのブラウスなどの観覧を楽しみました。

講演会で歓迎の辞を述べるセルバンテス文化センター東京のアントニオ・ヒル・デ・カラスコ館長
講演会で歓迎の辞を述べるセルバンテス文化センター東京のアントニオ・ヒル・デ・カラスコ館長
講演会で開会の辞を述べるリッテル・ディアス駐日パナマ大使
講演会で開会の辞を述べるリッテル・ディアス駐日パナマ大使


自著のプレゼンテーションを行う宮崎ツヤ子先生
自著のプレゼンテーションを行う宮崎ツヤ子先生


講演会の来場者たち
講演会の来場者たち



展示会開催記念カクテルで講演会で歓迎の辞を述べるセルバンテス文化センター東京のアントニオ・ヒル・デ・カラスコ館長
展示会開催記念カクテルで講演会で歓迎の辞を述べるセルバンテス文化センター東京のアントニオ・ヒル・デ・カラスコ館長


展示会開催記念カクテルで開会の辞を述べるリッテル・ディアス駐日パナマ大使
展示会開催記念カクテルで開会の辞を述べるリッテル・ディアス駐日パナマ大使


本の寄贈の様子
本の寄贈の様子
展示会の来場者たち
展示会の来場者たち


グナ族の文化を表したモラ
グナ族の文化を表したモラ


推定1960年代に作成されたアンティークモラ
推定1960年代に作成されたアンティークモラ


様々な時代のモラブラウス
様々な時代のモラブラウス

荒川知水資料館への視察訪問

Sunday, February 12th, 2017

2017年1月28日、ダビッド・デ・レオン臨時代理大使は、荒川知水資料館を視察訪問しました。

まず、デ・レオン臨時代理大使は、同資料館のピ清水弘幸氏及び中須賀淳事務所長の案内のもと荒川水門を訪れました。

続いて、デ・レオン臨時代理大使と中須賀所長のミーティングが行われ、その中で中須賀所長は、パナマ大使館への日頃のサポートに対し感謝を述べました。また、昨年6月に開通した拡張後のパナマ運河についての資料提供への協力を伝えました。

他方、デ・レオン臨時代理大使は同視察訪問の実現に対しお礼を述べ、同資料館が東京都北区民にとって、荒川とパナマ運河の友好関係を学ぶ貴重な場となっていると述べました。また拡張後の新しいパナマ運河の資料についても協力していく大使館の姿勢を伝えました。

荒川知水資料館は、パナマ運河両洋博物館と姉妹館協定を締結しており、同博物館には1904年から1911年までパナマ運河建設にかかわった日本人土木技術者である青山士氏を称えるモニュメントが展示されています。

ピーター清水氏によるパナマ運河に関するセミナーの後、参加者たちはデ・レオン臨時代理大使への質疑応答を通じ、パナマへの知識を深めました。またパナマ大使館が提供したパナマコーヒーを楽しむ機会にも恵まれました。

今回の訪問は、荒川知水資料館とパナマ大使館の友好関係をさらに深める機会となりました。

ピーター清水氏及び中須賀淳事務所長に迎えられるダビッド・デ・レオン臨時代理大使

ピーター清水氏及び中須賀淳事務所長に迎えられるダビッド・デ・レオン臨時代理大使


荒川水門の視察

荒川水門の視察


質疑応答

質疑応答

「ハイブリッドSOxスクラバーシステム」の承認証書授与式を開催

Friday, January 13th, 2017

2017年1月11日、在東京パナマ共和国総領事館は、SOx(硫黄酸化物)を効率的に除去する排ガス洗浄システム「ハイブリッドSOxスクラバーシステム」の承認証書授与式を行いました。

SOxスクラバーシステムは、硫黄酸化物のような海洋汚染を引き起こす物質の排出抑制を目的に三菱重工業と三菱化工機が共同で開発され、川崎汽船会社の船舶に搭載し試験運用を重ねてきました。

昨年、国際海事機関(IMO)により船舶用燃料に含まれる硫黄分の規制が厳しくなり、その含有量が現行の3.5%から0.5%以下へと強化されました。他方、この浄化システムを船舶に搭載することにより、従来の硫黄分3.5%の船舶燃料を使い続けることができます。

日本海事協会と在東京パナマ共和国総領事館は、この浄化システムの承認にあたり、国際基準と適合させるべく、2年以上に渡り協議をしてきました。

SOxスクラバーシステムは、川崎汽船会社の“Drive Green Highway”に搭載され、日本で製造された同システム搭載の初めてのパナマ船籍登録船となりました。この革新的なシステムにより、地球の環境保護に貢献します。

証書授与は、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使によって同館で行われ、日本海事協会より木下哲也副会長、川崎汽船株式会社より門野英二専務執行役員及び中野豊久執行役員、三菱化工機株式会社より中村正男取締役機械事業本部長、三菱重工業株式会社より財津融船海エンジニアリング部長、そしてSEGUMAR東京のサムエル・ゲバラチーフが参加しました。

証書授与式の様子

証書授与式の様子

パナマ大使館及び総領事館の移転祝賀会を開催

Friday, January 13th, 2017

2017年1月10日、パナマ大使館及び総領事館は、事務所移転の祝賀会を開催しました。祝賀会には、中南米地域の駐日大使閣下、政治家、外務省関係者、企業関係者、そして日頃から当館へ協力をして下さっている方々が参加をしました。

リッテル・ディアス駐日パナマ共和国は開会の挨拶の中で、この移転は、震災時の館員と大使館設備の安全確保を鑑みたものであると述べました。

パナマ大使館及び総領事館は昨年、新しい耐震システムを備えた建物へと移転をしました。移転後は、以前より交通の便が良くなり、来館者へより良いアクセスを提供できるようになりました。

開会の辞を述べるリッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使

開会の辞を述べるリッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使


起工の祝別を行うマルティン神父

起工の祝別を行うマルティン神父


参加者たち

参加者たち

守谷市にて、パナマのプレゼンテーションを開催

Thursday, January 12th, 2017

2016年12月10日、駐日パナマ共和国大使館は、小川一成茨城県議会議長及び守谷市国際交流協会の協力のもと、守谷市にて、パナマの文化や観光を紹介するイベントを行いました。

セミナーでは、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使がパナマについてのプレゼンテーションを行い、パナマの観光や文化、そして新しく拡張したパナマ運河について紹介をしました。また、小川議長や守谷市国際交流協会のスタッフに対し、パナマを広める場を提供してくださったことに対するお礼を述べました。ディアス大使は、自身が勉学のため4年間茨城県で過ごし、外交官への道を拓いたことに鑑み、茨城県民へも感謝を表明しました。

参加者たちは、モラやチャキーラ、チリソースやパナマコーヒーなどのパナマの民芸品や製品に触れる機会にも恵まれ、また、ビーツ入りポテトサラダ、エンパナーダ、チキンライスなどのパナマ料理やママジェナと呼ばれるデザートを楽しみました。また、イベントでは、パナマ音楽のライブも行われ、パナマの様々な文化を楽しみました。

イベントには、およそ80人の守谷市民が来場し、茨城県と当館の関係強化へとつながりました。

左から、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使兼総領事及び小川一成茨城県議会議長及び守谷市国際交流協会
左から、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使兼総領事及び小川一成茨城県議会議長及び守谷市国際交流協会
プレゼンテーションを行うリッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使兼総領事
プレゼンテーションを行うリッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使兼総領事


質疑応答
質疑応答


来場者たち
来場者たち


ミュージックライブの様子
ミュージックライブの様子


ライブを楽しむ来場者たち
ライブを楽しむ来場者たち


パナマ風チキンライス
パナマ風チキンライス


エンパナーダ
エンパナーダ
左から、ママジェナ及びビーツ入りポテトサラダ
左から、ママジェナ及びビーツ入りポテトサラダ