パナマ共和国はこの度、二国間外交及び多国間外交において科学技術・イノベーション外交戦略を進めて行く方針を新たに打ち出しました。これにより、関連機関が実施する諸々プロジェクトと政府や専門機関の繋がりを強化し、科学と政治を統合していきます。
詳細については、下記英文資料をご参照ください。↓↓↓
8月20日、東京にて、武器貿易条約第4回締約国会議が開かれました。
パナマからの外交団は、公共安全省ジョナタン・デル・ロサリオ副大臣を団長とし、リッテル・ディアス駐日パナマ大使、同省クリスチャン・ベガ副大臣室長、同省パトリシア・リー国際協力局長、駐日パナマ大使館ジョルジェット・コンスタンティーノ三等書記官、在スイス国際連合パナマ常駐総代表部グリセル・ロドリゲス顧問によって構成されました。
パナマ公共安全副大臣は開会式にて、パナマ政府による軍備撤廃、銃器管理への約束を承認しました。
さらに、「2017-2030市民安全戦略」に基づき、2010年以降パナマへの銃器輸入を禁止するとともに、銃器・弾薬・軍備物資における管理統合システムを、国際連合パナマ事務所内反薬物・犯罪局による技術的支援のもと、実行に向け取り組んでいる旨説明をしました。
また、武器密売、麻薬密売、集団犯罪など犯罪の横の結びつきが顕著であることが、パナマ政府の懸念であるとし、武器密売の出どころ、流通経路や目的地を追跡することができるよう、武器貿易条約締結を義務化するため、パナマ政府として全力で支援していくと言及しました。
8月6日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使兼ラテンアメリカ・カリブ諸国駐日大使グループ(GRULAC)副幹事は、広島市で行われた広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式へ参列しました。
式典中、ディアス大使は原爆の犠牲になられた方々に向け、駐日外交団を代表し、ケニア大使、ウガンダ大使と共に献花を行いました。
ディアス大使はまた、8月9日に行われた長崎市での原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式へも参列しました。同式典には、国際連合アントニオ・グティエレス事務総長も参列されました。
グティエレス事務総長は御言葉の中で、被爆生存者こそが真の平和のメッセンジャーであると言及し、核兵器の無い世界を作るためには、核兵器禁止条約に批准していない各国に対し早急に行動すべき課題であると言及しました。
ディアス大使は今回の広島訪問中、西日本豪雨によって家屋を失った市民が仮住まいとしている避難所へも訪問し、市民の方々へパナマ大使館よりパナマコーヒーを寄付しました。