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Archive for December, 2015

ディアス大使、安倍総理主催の日本語を話す駐日各国大使との昼食会に参加

Tuesday, December 22nd, 2015

2015年12月15日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、安倍晋三首相の招待を受け、総理公邸で行われた「日本語を話す駐日各国大使との昼食会」に参加しました。この昼食会は,日本語が堪能な駐日各国大使との意見交換を目的としたものです。

昼食会では、参加した24人の大使閣下それぞれが、各自の日本における学歴や日本文化とのつながりについて説明し、自国における日本語学習のあり方や日本文化の普及について述べました。

ディアス大使は、プレゼンテーションの後、安倍首相へ、パナマ市内都市交通3番線の建設と融資のプロジェクトを日本と締結させたい、というパナマ側の強い意向を再度伝えました。

安倍首相は、各大使閣下へプレゼンテーションへの御礼を述べ、現安倍政権では、日本のありのままの姿や日本の魅力を世界に広く知ってもらいたいという観点から、日本のソフトパワーの育成を重視していると発言されました。

当昼食会には、以下の国々の駐日大使閣下が参加されました。サンマリノ,ベネズエラ,カザフスタン,ミクロネシア,モロッコ,パラグアイ,モルディブ,中国,エルサルバドル,オーストラリア,アゼルバイジャン,モンゴル,アルメニア,ニュージーランド,トンガ,英国,インドネシア,ジョージア,トルコ,セルビア,韓国,マケドニア、スリランカ、パナマ

後列左:リッテル・ディアス駐日パナマ大使、前列中央:安倍晋三首相

後列左:リッテル・ディアス駐日パナマ大使、前列中央:安倍晋三首相

左から:リッテル・ディアス駐日パナマ大使、安倍晋三首相

左から:リッテル・ディアス駐日パナマ大使、安倍晋三首相首相官邸のHPより関連記事 ↓:

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

首相官邸のHPより関連記事 ↓:

 

自動的情報交換(AEOI)におけるパナマの取り組み

Thursday, December 10th, 2015

パナマは50年以上に渡り、国内企業や外国籍企業の区別をすることなく、対法人及び財政サービスの向上を行ってきました。その成果として、安定した法的枠組み、国内財務システム、政治及び経済面における安定した環境、そしてプライバシー保護に係る法などにおいての土台を築いてきました。

2014年より、OECDは、自動的情報交換(Automatic Exchange of Information – 以下AEOI)に基づいた財務関連政策の採択を促してきました。この新しいモデルのもと関係局は、外国の口座所有者が持つ財務情報につき、彼らが財務義務を追う国々と自動的に情報を収集し合えるようになりました。

パナマ共和国政府は、時間をかけ責任ある方法でOECDのモデルを客観的に精査し、結果として、第70回国連総会にて大統領より当該システムに参加するパナマの姿勢を正式に発表する決断をしました。

その声明の中で、パナマ共和国フアン・カルロス・バレラ大統領は、情報交換はそれぞれの国の能力や事情、地政学的観念を鑑みた上で、各案件に関係する2国間でのみ制約ある形で行われ、AEOIが参加国の競争力に損害を与えることのないよう各国の法を尊重したものとなる旨述べています。

同じく声明文では、パナマのAEOI参加は以下の点において展開されることになると伝えています。

 I. 情報交換は、第三国や外部からの圧力を受けることなく、2国間の合意に基づいて行われること

 II. 情報の交換には徹底した相互性が求められること

 III. OECDのルールが我が国の競争力の抑止となり他国への利益供与の術とならないよう、税の透明性に関するグローバルフォーラムの参加国と同じ条件の供与を求めること

 IV. 信頼性を守る法的枠組み、情報の保護のための政策、情報が正しい方法且つAEOIの合意の中で言及された目的のためだけに利用されることが必ず遵守されることを求めること

 V.  合意を締結した国々が、パナマのサービスプラットフォームの利用者としての基本的な保証を受けることが出来、他方で政治・経済的リスクに侵されることなく、個人の安全が脅かされないことが約束されること

 VI. 全ての協力事項は、法的平等や参加国の主権など国際法の原則を遵守した形で行われること。

パナマ共和国は、上記の条件が確約された形でのAEOIの2018年開始実現に向け、尽力しています。

第70回国連総会にて大統領が述べたとおり、パナマ政府は、我が国の決断と思案が他の国と同じ条件下で扱われるべく、国際財務及び税の透明性に係る協力に関する協議が国連において話し合われることを提案していきます。



原文(英語)



ディアス大使、日本海運集会所にてプレゼンテーションを実施

Tuesday, December 8th, 2015

2015年12月4日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使兼総領事は、日本海運集会所にて同会員向けに、パナマにおける海事ポリシーとパナマ運河の最新情報についてのプレゼンテーションを行いました。

海事ポリシーについては、パナマ海事庁が遂行中のサービスの現代化や刷新政策、また、手続きに係る時間や費用の削減を目指して新たに導入されたパナマ免状の新しい電子申請システムなどについて説明しました。

また、パナマ船舶の拘留件数の少なさが評価され、東京MOU、パリMOU、米国沿岸警備隊などの主なホワイトリストに掲載されている旨を報告しました。

船舶登録に関し、在東京パナマ総領事館担当スタッフ秋野智子氏より、パナマ海事庁が提供するディスカウントポリシー(割引制度)についての説明があり、新たに導入された環境配慮を付した船舶(Green Ship) への特別ディスカウントについても言及しました。

他方で、パナマ運河拡張についても触れ、今夏発見された新閘門のひびについては現在修繕中で来年1月終了見込みであること、そして来年4月の拡張部運行開始が見込まれている旨を伝えました。

当プレゼンテーションには、海事、物流、貿易関連企業や機関から45名以上が聴講参加しました。

プレゼンテーションに続き、ネットワークレセプションが開催され、参加者たちはディアス大使やSEGUMAR東京オフィスのスタッフと意見交換を行いました。

プレゼンテーションを行うディアス大使

プレゼンテーションを行うディアス大使

ディスカウントの説明をする秋野氏

ディスカウントの説明をする秋野氏

プレゼンテーションの聴講者

プレゼンテーションの聴講者

聴講者と意見交換を行うディアス大使

聴講者と意見交換を行うディアス大使

バレラ大統領、メトロ3番線につき安倍首相と会談

Tuesday, December 8th, 2015

2015年11月3日、国連気候変動パリ会議に出席中のパナマ共和国フアン・カルロス・バレラ大統領は安倍晋三首相と会談し、両政府間で協議中のパナマ都市交通3番線整備計画の融資について話し合いました。

ミーティングの中で、パナマ外務副大臣率いる代表団の来日について言及し、当プロジェクトの協議締結と2016年末の工事着工を目指すことで合意しました。

「当該プロジェクトは、日本の技術がラテンアメリカ地域においてショーケースとなり得る機会であり、自分にとって非常に重要な案件だ。」とバレラ大統領は述べました。

都市交通3番線は、パナマシティーのアルブルックからパナマシティー東部のアライジャン間の距離27 kmを結び、少なくとも14停車駅の設置が見込まれています。パナマ政府が行った事前調査にて、モノレール形式を採用することが決定しています。

またバレラ大統領は、2016年開始予定のパナマ運河拡張部開会式典に安倍首相を招待する意向を表明しました。



パナマ大統領のHPより関連記事(スペイン語):



地元紙Prensaより関連記事(スペイン語)↓:



地元紙Prensaより関連記事(英語)↓:

 

メトロ3番線プロジェクトについて(スペイン語 3分15秒)↓:

 

日本郵船株式会社と三菱倉庫株式会社とのミーティング

Tuesday, December 8th, 2015

2015年12月1日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使兼総領事は日本郵船株式会社と三菱倉庫株式会社の担当者と実施したミーティングにて、パナマ海事庁が提供するサービスについての意見交換を行いました。

ミーティングの中で、日本郵船株式会社の出席者より同社が所有する船舶数やその中でのパナマ船籍数の内訳などにつき、統計資料を用いて説明がありました。

まそれに対しディアス大使は感謝を述べ、同社がパナマ船籍及び運が通行利用者の中でもきわめて重要な位置づけにある旨を伝えました。

中央ディアス大使

中央:ディアス大使

パナマ大使館、パナマフードパーティーを開催

Monday, December 7th, 2015

2015年11月28日、パナマ大使館は、日頃より当館への協力に貢献してくださっている参加者への感謝を込め、文化イベントの一環としてパナマフードパーティー「Tarde de Comida Panameña」を開催しました。

パナマは1821年11月28日スペインより、そして1903年11月3日コロンビアより独立しました。リッテル・ディアス駐日パナマ大使は開会の挨拶の中で、11月はパナマ人にとってこの歴史上の2つの独立を記念するとても大切な月であると述べました。また、参加者への日頃の協力への深い謝意を表明しました。

続いて、浜田和幸参議院議員より挨拶があり、その中で浜田議員はパナマの独立を祝い、パナマ運河の拡張工事の重要性とパナマ経済の強い成長ぶりを強調しました。

当イベントはレストラン”Reserva”で開催され、パナマの国旗や風景ポスターで飾られパナマの音楽が流れる会場で、参加者はパナマの伝統料理やデザートを楽しみました。

イベントには、国会議員や駐日大使館からの外交官、関係企業役員を含む80人以上が訪れ、パナマと日本の関係を強化へ繋がる機会となりました。

開会の挨拶を述べるディアス大使

開会の挨拶を述べるディアス大使

挨拶を述べる浜田参議院議員

挨拶を述べる浜田参議院議員

乾杯の音頭をとる三沢真元在パナマ日本大使

乾杯の音頭をとる三沢真元在パナマ日本大使

パナマ音楽を演奏するミュージックバンド

パナマ音楽を演奏するミュージックバンド

パナマ料理を楽しむ参加

パナマ料理を楽しむ参加者

エンパナーダ

エンパナーダ

パタコネス

パタコネス

海老、アボカド、トマトのカクテルサラダ

海老、アボカド、トマトのカクテルサラダ

ソーセージのトマトソース煮込み

ソーセージのトマトソース煮込み

チキンのトマトソース煮込み

チキンのトマトソース煮込み

チョップステーキ

チョップステーキ

グアンドゥ豆のライス

グアンドゥ豆のライス

パン・プディング

パン・プディング

パナマ、国連気候変動パリ会議にて強い協力を提唱

Tuesday, December 1st, 2015

2015年11月27日、パナマ

11月30日よりフランス・パリで開催される国連気候変動会議にて、パナマは52カ国間の同盟に向けた提案書を発表します。今般、パナマは初めて、G77+Chinaに続く重要なグループ”Alliance for Rainforest Nations”を率い、パリ合意の中で森林のあり方についての協議が包含されることを提唱しています。

原文(スペイン語)↓:

原文(英語)』↓: