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Archive for July, 2015

ディアス大使、アメリカ合衆国独立記念日祝賀レセプションに参加

Sunday, July 5th, 2015

2015年7月2日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使と畑田紋奈大使夫人は、ジョン・F・ケネディ元米国大統領の長女であるキャロライン・ケネディ駐日アメリカ合衆国大使の招待を受け、同大使公邸で行われた239周年独立記念日祝賀レセプションに参加しました。

ディアス大使は、ケネディ大使へ招待のお礼を述べ、アメリカ合衆国国民への今後の平和と繁栄を願うメッセージを伝えました。

それに対し、ケネディ大使はディアス大使に出席への感謝を伝え、パナマを訪問したことがあり同国に思い入れがあること、そして両国は良好な二国間関係を築いている旨を述べられました。

左から、リッテル・ディアス駐日パナマ大使、畑田紋奈大使夫人、キャロライン・ケネディ駐日アメリカ合衆国大使

左から、リッテル・ディアス駐日パナマ大使、畑田紋奈大使夫人、キャロライン・ケネディ駐日アメリカ合衆国大使

 

ディアス大使、ラテンアメリカ協会会員へプレゼンテーションを実施

Saturday, July 4th, 2015

2015年6月25日、ラテンアメリカ協会が日本パナマ友好連盟の協力で開催したセミナーにて、リッテル・ディアス駐日パナマ大使はパナマについてのプレゼンテーションを行いました。

同セミナーには、ラテンアメリカ・カリブ地域にビジネスを展開する日本企業や経済産業省からの参加者、大学教授や大学生、そしてパナマに興味を持つ方々など、およそ40人が集まりました。

セミナーでは、ディアス大使はパナマ経済を多角的に説明し、とりわけパナマの経済成長が建設、観光、物流、金融などの様々なセクターによって支えられている点を強調しました。また、日本企業のパナマ進出を奨励すべく、パナマへの投資を有利にしているビジネス面の強みについても言及しました。

続いて、パナマ運河拡張工事の近況について、ディアス大使は今年6月に新しい水門の放水が開始されたこと、そして新水門のオペレーション開始が2016年4月に見込まれている旨を発表しました。

セミナーは質疑応答をもって終了し、参加者がパナマの最新の状況を知ることができる機会となりました。

プレゼンテーションを行うディアス大使

プレゼンテーションを行うディアス大使

 

パナマ、人道支援におけるラテンアメリカ地域のプラットフォームへ

Friday, July 3rd, 2015

パナマ、2015年6月26日- パナマ外務省は、国連プロジェクトサービス機関(UNOPS)との協力の下、ラテンアメリカ地域に人道支援のための地域ロジスティックセンターを設置するプロジェクトを発表しました。同センターは、パナマ・パシフィック国際空港内に設置されることになります。

これは、同地域内における初めてのハブ(拠点)となり、様々なアクターからの緊急支援を24時間体制で一括して行います。

このプロジェクトはUNOPSエクゼクティブ・ディレクターのグレーテ・ファーレムー氏(Ms. Grete Faremo)のパナマ訪問の際に発表され、続いて、技術設計並びに建設プロジェクトに関する説明がされました。

マリア・ルイサ・ナバーロ外務大臣代理は、「このハブ建設は、ラテンアメリカ・カリブ地域における自然災害対策を見据え、対外発展と地域内ロジスティクを支えるためのパナマ政府の公約から生まれたものである」と話します。そして、このハブプロジェクトにより、パナマの「アメリカ大陸での中心地」という位置づけは更に確固としたものになるであろう、と述べました。

また、施設建設により国内の緊急災害対策も大きく改善され、パナマ自身も多くの恩恵を受けることになる、とナバーロ大臣代理は強調します。

この人道支援ハブでは、安全、移動そしてインフラにおいて国際的に優れた技術が採用され、持続的な設備を一挙に集めた画期的なモデルとなります。それにより、電力の効率的な利用や、飲料水や雨水の確保を高めることが出来ます。

このハブ施設の主な利用機関は以下のとおりです。
・国連人道支援物資備蓄庫(UNHRD *国連世界食糧計画(WFP)が運営)
・パンアメリカ地域災害対応ユニット(PADRU *国際赤十字新月社連盟(FICR) が運営)
・パナマ内務省防災局(SINAPROC)

これらの機関は、地域内で自然災害が発生した際に、より迅速で効率的な支援を提供することが可能になります。

このプロジェクトの試算額はおよそ2,400万USドルに達する見込みで、パナマ政府はそのうちの1,600万USドルを負担します。残りの金額を募る支援会も実施されました。

こプロジェクトに係る建設事業は2015年9月より着工し、16ヶ月後の2017年1月、人道支援のための地域ロジスティックセンターの正式オペレーションが開始される見込みです

 

欧州委員会によるパナマのタックスへイヴンとしての指定に掛かる公式声明

Friday, July 3rd, 2015

パナマ政府は、今般公表された欧州委員会の「欧州におけるより公正な法人税システムについて:5つの重要エリア」と題した文書において、国際的税基準を共有していないと欧州委員会が判断した30区域にパナマ共和国を指定したことに対し、深い遺憾の意を表明します。

パナマ政府は、欧州委員会による根拠のない判断を断固否定し、パナマを同リストの指定区域から外すことを強く求めます。

我が国の租税制度を鑑みれば、パナマが国際協力の場で担ってきた貢献は高く評価されるべきであり、パナマが欧州委員会の多数の国々(*1)と二国間協定を結んでいることも考慮されるに値します。

(*1) 現時点でパナマとの協定が施行済みの欧州の国々:チェコ共和国、スペイン、フィンランド、フランス、アイルランド、ルクセンブルク、ポルトガル、オランダ、イギリス、スウェーデン
締結はしているが、協定未施行の国々:オーストリア、デンマーク、イタリア
これから締結される国:ドイツ
協議中:ベルギー

以上を鑑み、リストの発行及びその記述事項は現在の国際関係事実と一致しておらず、グローバル化された国際社会において更なる歩み寄りや協力を目指す国々の名誉と威信を傷つけるものです。

パナマ共和国は、欧州とパナマのそれぞれの市民間、並びに金融分野における相互の利益追求を視野に入れるべく、欧州委員会へリストの再考を強く要求します。

 

日本海事振興連盟会員の国会議員への表敬訪問 (三宅議員、山本議員)

Friday, July 3rd, 2015

2015年6月15日、2015年6月11日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、日本海事振興連盟会員である国会議員の方々へ表敬訪問をしました。

最初に、三宅伸吾参議院議員に表敬訪問を行いました。ディアス大使は、パナマの海洋政策についてプレゼンテーションを行った4 月27日のセミナー(同連盟主催)について言及し、三宅議員の参加に対し謝意を述べると共に、パナマ都市交通3番線整備計画に係る融資及び建設事項に関し、パナマ・日本の両政府が協議を重ねている現状について説明をしました。

続いて、ディアス大使は、「政府開発援助等(ODA)に関する特別委員会」の会長でもある山本順三参議院議員を表敬訪問しました。

ディアス大使は、日本がODAを通じてパナマへ行っている援助に対し感謝を伝え、都市交通3番線現状についての説明をしました

他方で、パナマと姉妹都市である愛媛県今治市出身の山本議員からは、今後も当館と協力して文化交流の機会を設けていきたい希望が伝えられました。それに大使ディアス大使は、賛成の意を伝えました。

左)三宅伸吾参議院議員 右)リッテル・ディアス駐日パナマ大使

左)三宅伸吾参議院議員 右)リッテル・ディアス駐日パナマ大使

左)山本順三参議院議員 右)リッテル・ディアス駐日パナマ大使

左)山本順三参議院議員 右)リッテル・ディアス駐日パナマ大使

 

日本海事振興連盟会員の国会議員への表敬訪問 (安井議員)

Friday, July 3rd, 2015

2015年6月16日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、日本海事振興連盟会員である安井美沙子参議院議員に表敬訪問をしました。

最初に、ディアス大使は、パナマの海洋政策についてプレゼンテーションを行った4月27日のセミナー(同連盟主催)への安井議員の参加に謝意を述べました。

ディアス大使はパナマ都市交通3番線整備計画に係る融資及び建設事項に関し、パナマ・日本の両政府が協議を重ねている現状について説明をしました。

安井議員からは、理事を務める「政府開発援助等に関する特別委員会」の活動について説明がありました。

ミーティングでは、パナマと日本の港運施設についての意見交換も行われました。

左)安井美沙子参議院議員 右)リッテル・ディアス駐日パナマ大使

左)安井美沙子参議院議員 右)リッテル・ディアス駐日パナマ大使 

 

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