パナマ文化イベント「パナマ・デー」 « EMBASSY OF PANAMA IN JAPAN

パナマ文化イベント「パナマ・デー」

2016年6月26日、パナマ大使館は、パナマ日本友好協会との開催で、パナマの文化イベント「パナマ・デー」をJICA地球ひろばで催しました。

イベント冒頭、元在パナマ日本大使であった三沢真協会会長は開会の辞の中で、当イベント実現に係るパナマ大使館の協力に対する感謝の意を表明しました。

続いて、今治市・菅良二今治市長より、姉妹都市であるパナマシティとの長い海事関係についてのプレゼンテーションが行われました。その中で菅市長は、2017年に友好40周年を迎えるにあたり、翌3月に予定されているパナマシティー市長による今治市訪問について言及しました。また市長は、パナマの事をより多くの市民に知ってもらおうと、パナマの文化イベントが今治市で度々行われている旨を述べました。

また、駐日パナマ大使の代理として、ダビッド・デ・レオン臨時代理大使は、経済、観光、文化そして食事など、パナマについてのプレゼンテーションを行いました。文化紹介の場では、パナマの伝統衣装ポジェーラを着た畑田紋奈大使夫人、モントゥーノ・フォルマルを着たサムエル・ゲバラSEGUMAR東京チーフ、そして女性用モントゥーナを着たアドリアナ・ヌニェス夫人が登場し、参加者たちは彩り豊かなパナマの伝統衣装のファッションショーを楽しみました。

最後に、モラ研究家である宮崎ツヤ子先生より、パナマの伝統工芸であるモラの歴史、そしてモラと深い関わりのある先住民族グナ族に関するプレゼンテーションが行われました。宮崎先生は、1920年代から現在に至るまでのモラやグナ族の写真50枚以上を披露しました。また、研究のため訪れたグナ族特別居住区であるコマルカ・グナ・ヤラ島を訪れた時に入手したモラの刺繍入りブラウスや、チーチャと称されるグナ族の祭りをシンボルとしたモラの作品を紹介しました。

パナマ大使館はイベントのランチとして、パナマ風ビーフシチュー、グアンドゥ豆のご飯、ビーツ入りポテトサラダ、パンプディングなどのパナマ料理を提供しました。ランチ開会の挨拶のなかで紋奈大使夫人は、パナマ日本友好協会会員によるパナマ普及のための日々の尽力に対し、深い感謝の意を表明しました。

開会の辞を述べる三沢真協会会長

開会の辞を述べる三沢真協会会長

菅良二今治市長

菅良二今治市長

ダビッド・デ・レオン臨時代理大使によるパナマの伝統衣装の紹介

ダビッド・デ・レオン臨時代理大使によるパナマの伝統衣装の紹介

モラの説明をする宮崎ツヤ子先生

モラの説明をする宮崎ツヤ子先生

ランチ開会の言葉を述べる畑田紋奈大使夫人

ランチ開会の言葉を述べる畑田紋奈大使夫人

パナマ料理を楽しむ参加者たち

パナマ料理を楽しむ参加者たち

パナマ料理を楽しむ参加者たち

パナマ料理を楽しむ参加者たち

畑田紋奈大使夫人とアドリアナ・ヌニェス夫人

畑田紋奈大使夫人とアドリアナ・ヌニェス夫人