NPO法人マドレボニータ代表らとの会合 « EMBASSY OF PANAMA IN JAPAN

NPO法人マドレボニータ代表らとの会合

2019年8月15日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、特定非営利活動法人マドレボニータの創業者兼代表の吉岡マコ氏、事務局次長の太田智子氏を迎え会合を開きました。

同会合は、マドレボニータへの活動支援として個人的寄附を行なったディアス大使に対する謝意と、意見交換を目的として行われました。

特定非営利活動法人マドレボニータは1998年、産前産後、特に産後の精神的、身体的健康状態を改善する女性のためのプログラムを確立する目的で創設されました。さらには、産後の社会復帰に向けた支援も行なっています。

会合中ディアス大使は、パナマでは、母親が子育てをしながら労働を通して社会貢献をすることはよくあることであり、それは家族による支援、充実した保育施設、その他の社会保障があってこそだと話しました。

一方、吉岡代表は、仕事へ復帰できる状態を確保し、プロとしてスキルを磨いていくことを視野に入れた、産後ケアの重要性に言及しました。

日本の社会では長年の間、男性が仕事で稼ぎ、女性が子育てをするという形態が根付いていました。しかしながら、日本の社会経済の発展に伴って、母親として仕事に従事しスキルを高めていく女性の数が増えているという背景があります。

最後に、ディアス大使は、人類社会発展に欠かす事のできない女性に対する、同組織への支援を継続する意向を示しました。

(左から)太田智子事務局次長、ディアス大使、吉岡マコ代表、コンスタンティーノ書記官