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民芸品

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モラ(クナ族)

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モラとはクナ族の女性達によって手作りされる世界的にもとても有名で伝統的な民芸品です。”モラ”とはクナ族の言語で『織物』や『布』という意味でクナ族の女性の民族衣装の一部にも使用されています。今日では美術館や個人のコレクションとして世界中でモラの作品が展示されています。日本でも各地でモラの作り方を教えるレッスンが頻繁に開催されています。モラの原点は原住民のボディペインティングから始まったとされ、そのデザインは動物や鳥、花などからインスピレーションを得ています。

  

チャキラ(ノベ・ブグレ族)

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チャキラとは原住民、ノベ・ブグレ族によってビーズ、貝殻、魚の骨などで作られたネックレスです。魅力的な色合いと幾何学模様のデザインが特徴です。女性達はパーティーや大切な行事の際このチャキラを着用します。

 

 

チュンガ(エンベラ・ウナーン族)

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 エンベラ・ウナーン族の女性達はダリエン地域の熱帯雨林で育ったヤシの実と植物の繊維で素敵な籠を手作りします。

 

 

 

タグア(エンベラ・ウナーン族)

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 タグア(植物の象牙)はダリエン地域のエンベラ・ウナーン族によって作られるこの地方の有名な民芸品です。彼らはヤシの木に似た木の種を利用し、その木の美の種へ熱帯雨林に住む多様な動物達の彫刻を施します。このタグアの売り上げはこの熱帯雨林地域の原住民にとって大切な収入源となっています。

 

 

ソンブレロピンタオ(パナマの伝統的な帽子)

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ソンブレロピンタオはパナマの伝統的な帽子です。ピンタオとはスペイン語で色を塗ったという意味です。一般的にはイグサや葦、リュウゼツランなどの植物の繊維を使って作られます。濃い色の繊維はチスナという植物で葉を茹でると繊維が染まり出来るものです。このような生産工程はすべて手作業で行われておりこのような手法は次の代、次の代へと引き継がれています。