2015年3月26日、リッテルディアス駐日パナマ大使は大使任命を機に、株式会社海事プレス社に表敬訪問を実施しました。ミーティングでディアス大使は税所史朗代表取締役社長とパナマ船籍登録やその他海事関連のテーマに関して意見交換をしました。
2015年3月21日、イベント実行委員会である農林水産省林野庁、公益社団法人国土緑化推進機構他、森林整備や緑化推進に関わる団体のご招待を受け、リッテルディアス駐日パナマ大使は、国際森林デー2015にちなんだGreen Earth Festival2015に参加しました。
イベントは東京湾に浮かぶ、ゴミと建設発生土で埋め立てられた『海の森』で開催されました。この海の森では東京都の緑化プロジェクトにより面積約88ヘクタールの土地に48万本の苗木の植林が進められています。
この日は500人を超える学生や市民、外交官、農林水産省職員など様々な方々が苗木の植樹を体験しました。この苗木はおよそ20年後に海に浮かぶ森となります。
ディアス大使は、外交官を代表してイベント参加者のみなさんに挨拶をし、地球上の生命にとって必要不可欠な酸素を排出してくれる植物の尊さを強調するとともに、ゴミ埋立地を緑化するという日本のリサイクル技術が世界にとってとても良い環境保全事例となっていると述べました。
2015年3月13日、仙台にて第三回国連防災世界会議が始まり、13日午前に開催された米州地域の準備会合にパナマからミルトン・エンリケス内務大臣、ホセ・ドンデリスSINAPROC(パナマ内務省防災局)長官、ハイメ・ビジャルパナマ消防局長、リッテル・ディアス駐日パナマ大使、そしてパナマ防災技術者が参加しました。
パナマ代表団は米州地域準備会合への参加に加えて『世界の災害リスク管理課題に対する中米の姿勢』と題された、中米自然災害対策コーディネーションセンター主催の会合にも参加し、災害リスクの対策と軽減に関して中米統合機構(SICA)地域の見解を討議しました。
3月18日まで続くこの第三回国連防災世界会議では、5種の閣僚級ラウンドテーブルが開催され、『災害リスク管理:今後の課題』、『ポスト2015年防災枠組みをサポートする国際協力』『災害復興』『防災への公的投資戦略』といったテーマが話し合われます。
また、各国の首脳・閣僚が民間企業、地方自治体等の代表者と対話型会合を行い、『リスクを考慮した投資:官民パートナーシップ』『防災における女性リーダーシップ』『災害リスク管理:政府、コミュニティ、グループの連携行動』の3つのテーマに関して議論します。
2011年3月に発生した東日本大震災により深刻な被害を受けた被災地でこの会議が開催されることは、震災の経験を世界に発信するという点で非常に重要な意味を持ちます。