2016年3月6日、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使は第34回2016三浦国際市民マラソンに参加し、21kmのハーフマラソンを2時間34分で完走しました。 。
ディアス大使は開会式の辞の中で、2008年に同マラソンに参加したのが自身の初めてのマラソンの経験であり、今年2016年の開催に招待して頂いたことに関し感謝を述べました。
また、参加者ランナーに向け、情熱を持ち楽しみながら完走することの大切さを呼びかけました。
2016年3月2日、当館は株式会社三越伊勢丹との共催で、三越のお客様を対象としたパナマランチとパナマの民芸品のバザーを行いました。
イベントはリッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使の公邸で行われました。ディアス大使は開会の辞の中で、パナマ文化を日本の方々に伝える機会を設けて下さった三越に対し感謝を述べました。
続いて、ディアス大使はパナマに関するプレゼンテーションを行い、パナマの概要、観光における魅力、そしてパナマ運河拡張工事の進捗について説明しました。
三越のお客様である参加者たちは、海老のセビーチェ、バナナのフライとソーセージのトマトソース煮込み、アボガドとトマトのサラダ、ビーツ入りポテトサラダ、鶏肉のトマトソース煮、グアンドゥー豆ご飯、などのパナマ料理の他、デザートのパナマ風パンプディングとラムパンチ、そしてパナマゲイシャコーヒーを堪能しました。
イベントでは、畑田ディアス紋奈大使夫人によるパナマの民芸品などのバザーも開催され、モラと使用した衣服・鞄・パシュミナ、チュンガと呼ばれるバスケット、チリキ県の高地で栽培されたゲイシャコーヒーなどを販売しました。バザーの売り上げはパナマ大統領夫人が従事する社会事業協会へ募金されます。
イベントはミュージシャンによるパナマ音楽のライブを持って終了しました。
ルイス・ミゲル・インカピエパナマ共和国外務副大臣は来日最終日、「アメリカ大陸のハブ」としてのパナマを促進すべく、重要関係者への面会を実施しました。
まずインカピエ外務副大臣は、全日本空輸(株)代表取締役社長・篠辺修氏、全日本空輸(株)取締役執行役員・藤村修一氏、ANAホールディングス(株)上席執行役員 アジア戦略部長・芝田浩二氏と面会し、パナマー日本間におけるパナマ政府の強い関心を伝えました。
続いて、インカピエ外務副大臣は日本貿易振興機構(JETRO)・眞銅竜日郎理事へ表敬訪問をし、FOODEXを通じたパナマの食品輸入の促進や、パナマへの投資推進セミナーの東京開催など、同機構への協力に感謝を表しました。
また、パナマ都市交通3番線を含むパナマ政府の五カ年計画やパナマ運河拡張がもたらす運輸、サービス、エネルギーセクターにおける投資の機会について言及し、日本企業への参加を呼びかけました。
外務省との会合では、インカピエ外務副大臣は黄川田仁志外務大臣政務官とのバイ会談を実施し、2国間の様々な案件について協議しました。会合の中で外務副大臣は両政府間の良好な関係について言及し、バレラ大統領から安倍首相への運河拡張部開会式典への招待を伝達しました。
さらに会合では、両国が長年協議を重ねてきた査証廃止について触れ、インカピエ外務副大臣は黄川田外務大臣政務官へ当案件における近い解決を目指した協力を依頼しました。
ルイス・ミゲル・インカピエパナマ共和国外務副大臣の用務へは、リッテル・ディアス駐日パナマ大使兼総領事、アナルイサ・ブスタマンテパナマ外務省外交政策局局長、ロベルト・スニガ・ブリッドパナマ外務省儀典官局局長、ニコル・ウォンパナマ外務副大臣室長、 ダビッド・デ・レオン 駐日パナマ大使館経済参事官が同行しました。
2016年1月13、14日、ルイス・ミゲル・インカピエパナマ共和国外務副大臣が来日し、パナマへの投資や観光の促進、またビジネス、サービス、テクノロジー、文化などの分野における2国間交流の強化を図るべく、政府関係者や企業の代表者たちを来訪しました。さらに、2016年前半に見込まれているフアン・カルロス・バレラ大統領の来日についても協議を行いました。
まず、インカピエ外務副大臣は日本船主協会・工藤泰三会長へ表敬訪問し、同協会会員によるパナマレジストリー利用へ感謝を述べると共に、パナマ運河拡張や海事における様々な案件について意見交換を行いました。また、船舶のバラスト水および沈殿物の規制および管理のための国際条約、及び2009年の船舶の安全かつ環境上適正な再生利用のための香港国際条約(通称シップリサイクル条約)の批准手続きが開始されたことを報告しました。
日本旅行業協会・中村達郎理事長への表敬訪問では、パナマの魅力的な自然、建築物そして文化に触れるべく、パナマを訪れる外国人が増加している現状について説明しました。また、パナマは世界とアメリカ大陸の主要都市を結ぶ空路中継ハブとしての強みがあり、旅行者はKLMオランダ航空、エールフランス航空、イベリア航空、TAPポルトガル航空など欧州各国への直行便の利用も可能であること、さらに今後エミレーツ航空やルフトハンザ航空もそれぞれ直行便を開始していく旨を述べました。
それに対し中村理事長は、毎年東京で開催され17,000人以上の来場者を誇る旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」への参加や、同イベント内で中米旅行へ関心を持つ旅行会社へセミナーを実施することの重要性を伝えました。
続いて、外務副大臣は、外務省の宇山智哉中南米局参事官と面会し、今年上半期に見込まれているバレラ大統領の来日について協議しました。
最後に、衆議院議員で日本パナマ友好議員連盟会長の衛藤征士郎氏へ表敬訪問を実施しました。訪問の中でインカピエ外務副大臣は、両国の政治的関係強化のための衛藤議員の常日頃の協力に対するパナマ政府からの深い感謝の意を表明しました。衛藤議員は海事分野における幅広い知識を有されており、日本海事振興連盟の会長も務められています。またミーティング中、両者はパナマ運河拡張工事についても触れ、外務副大臣は改めて、バレラ大統領から安倍首相への運河拡張部開会式典への招待を伝達しました。
ルイス・ミゲル・インカピエパナマ共和国外務副大臣の用務へは、リッテル・ディアス駐日パナマ大使兼総領事、アナルイサ・ブスタマンテパナマ外務省外交政策局局長、ロベルト・スニガ・ブリッドパナマ外務省儀典官局局長、ニコル・ウォンパナマ外務副大臣室長、 ダビッド・デ・レオン 駐日パナマ大使館経済参事官が同行しました。
2016年1月8日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、パナマ大学−千葉大学、パナマ工科大学−千葉大学間でそれぞれ行われる交流プログラムへの署名式へ参加をしました。このプログラムは、千葉大学が文部科学省に申請していた「ポスト・アーバン・リビング・イノベーション・プログラム」事業に基づくもので、環境保全型の生産システムで行う農業「植物工場」の分野における学生や研究生の育成を目的としたものです。
署名式は千葉大学西千葉キャンパスで行われ、千葉大学からは徳久剛史学長、渡辺誠理事、高垣美智子副学長、丸尾達園芸学部教授、山口利隆植物工場研究会理事、田保橋良国際企画長、パナマ大使館よりディアス大使、ダビッド・デ・レオン経済参事官、パナマ大学からロドリゴ・エルネスト・カンブラ農畜産物科学学部副学部長、そしてパナマ工科大学からウンベルト・ロドリゲス研究所長が参加しました。
当交流プログラムは2015年5月にパナマシティーで行われた植物工場国際カンファレンス(後援:パナマ大使館、千葉大学、パナマ大学、パナマ工科大学、パナマ科学庁、パナマ農畜産物省、パナマ経済商業省、パナマ外務省、アーバンファームス株式会社)にてその枠組みが提案されました。千葉大学は環境保全型農業において権威があり、当案件はパナマの大学と日本の大学の間で結ばれた初めての学術交換協定となります。
プログラムには70日間と10日間の研修があり、前者にはパナマの両大学より1名ずつの計2名、後者には各大学より2名ずつの計4名が参加し、千葉大学にて植物工場についての講義及び実習に参加します。今年1月6日、今年度のプログラムに参加するパナマ人学生及び研究生が来日しました。
また2月には、5名の日本人学生のパナマへの派遣され、滞在中は植物工場や水耕栽培、従来農業の分野での実習に参加します。
環境保全型農業は、植物工場を含む多種の農業形態から成っています。植物工場では、特別に設計された建物内で種まきが開始され、水を使った水耕栽培や、人口光を用いて光合成の効率性をあげる形態があります。この方法により、気候変動やバクテリアの発生の問題など、従来の農業形態での課題であった問題への解決を図ります。
2015年12月15日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、安倍晋三首相の招待を受け、総理公邸で行われた「日本語を話す駐日各国大使との昼食会」に参加しました。この昼食会は,日本語が堪能な駐日各国大使との意見交換を目的としたものです。
昼食会では、参加した24人の大使閣下それぞれが、各自の日本における学歴や日本文化とのつながりについて説明し、自国における日本語学習のあり方や日本文化の普及について述べました。
ディアス大使は、プレゼンテーションの後、安倍首相へ、パナマ市内都市交通3番線の建設と融資のプロジェクトを日本と締結させたい、というパナマ側の強い意向を再度伝えました。
安倍首相は、各大使閣下へプレゼンテーションへの御礼を述べ、現安倍政権では、日本のありのままの姿や日本の魅力を世界に広く知ってもらいたいという観点から、日本のソフトパワーの育成を重視していると発言されました。
当昼食会には、以下の国々の駐日大使閣下が参加されました。サンマリノ,ベネズエラ,カザフスタン,ミクロネシア,モロッコ,パラグアイ,モルディブ,中国,エルサルバドル,オーストラリア,アゼルバイジャン,モンゴル,アルメニア,ニュージーランド,トンガ,英国,インドネシア,ジョージア,トルコ,セルビア,韓国,マケドニア、スリランカ、パナマ
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