2015年9月4日付日刊海事通信にて、リッテル・ディアス駐日パナマ大使が取材に応じた特集インタビューが掲載されました。
その中で、ディアス大使は、パナマ籍船の航行安全の方針や、日本船社によるパナマ運河拡張後への期待などについて説明しています。
2015年9月4日付日刊海事通信の記事↓:

2015年7月15日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、東京外国語大学の立石博高学長への表敬訪問をしました。
まず、ディアス大使は立石学長へ表敬訪問の実現に謝意を述べると共に、パナマと日本の大学の関係を築き、両国の学術交流を強化することが外交目標の一つである旨を伝えました。
また、ディアス大使は立石学長にパナマ大学と千葉大学間で枠組協定を締結するにあたり行ってきた外交政策について言及し、同協定がパナマ人学生へ、植物工場という新しいテクノロジーの教育実現を視野に入れていることを伝えました。
さらには、東京外国語大学の学生を対象に、実践的経験を積むこと、大使館の日常業務を知ることを目的とし、パナマ大使館にて夏のインターンシップを実現する可能性についても言及しました。
一方、東京外国語大学学長は、同大学が主催する学生向けセミナーにスピーカーとして大使を招待しました。同時に、大使館インターンシップの提案に謝意を表し、スペイン語を学び国際分野に特化した学生にとって貴重な経験になるだろう、と述べました。
ディアス大使と東京外国語大学学長は、同大学とパナマの大学間において交換留学制度を視野に入れた枠組協定構築に向けて始動する意思を表明にし、さらにはインターンシップの詳細を決める会議を設ける旨を明確にしました。
2015年7月14日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、メディア業界機関との関係強化のため、株式会社ジャパン・タイムズの堤丈晴代表取締役社長への表敬訪問をしました。
冒頭、ディアス大使は、堤社長へ表敬訪問の実現に謝意を述べると共に、自身が15年にわたり紙面The Japan Timesの購読者であり、当館からパナマ本国へ発信する日本についての情報の源泉が同紙である旨を伝えました。
続いて、当館が関与しているパナマと日本の二国間案件に言及し、パナマ都市交通3番線整備計画の融資及び建設に係る両国政府間の協議、日本−パナマ間の直行便設置の可能性、そして5月に千葉大学との共催でパナマシティーにて開催された「環境制御農業に関する国際会議2015」などについての報告をしました。
またディアス大使は、パナマ運河の拡張を受け、来年から開始される米国東海岸から日本への天然液化ガス(LNG)の輸送についても述べました。
堤社長は、ディアス大使の訪問とパナマについての情報に御礼を述べ、パナマ大使館の同紙購読に対して感謝を伝えました。
最後にディアス大使は、今後も同社と協力していく旨を伝えました。
The Japan Timesによる当日の表敬訪問の記事↓:
2015年7月9日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、日・中米交流年イベントに参加しました。このイベントは、今年が中米統合機構(SICA)の国々と日本の友好を記念する年であることを祝うための、SICA各国の民芸品及び写真展示会の開催に先立って行われました。
SICAの国々の大使館の協力で行われた同イベントでは、冒頭、マルタ・リディア・セラヤンディア駐日エルサルバドル大使より開会の挨拶の中で、SICA諸国の社会経済発展のためにJICAが行ってきた貢献への感謝の言葉がありました。
続いて、SICAの代表としてセラヤンディア大使は、JICAの黒柳俊之理事へ謝意を表したプレートを贈呈しました。
同イベントには、外務省より宇都隆史外務大臣政務官も出席し、スピーチの中で、SICAと日本の更なる関係強化の重要性を述べられました。
中南米の民芸品展示会は8月までJICA地球ひろば開催されており、当館より提供したパナマの民芸品も展示されます。また期間中、JICA地球ひろばの食堂では、特別メニューとして各国の伝統料理も提供され、文化と食を通じて、中米を体験することが出来ます。
2015年7月8日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、観光業界機関との関係強化のため、一般社団法人日本旅行業協会の中村達郎理事長への表敬訪問をしました。
まず、ディアス大使は中村理事長へ表敬訪問の実現に謝意を述べると共に、今年はパナマ観光庁が当館の協力の下、同協会主催で9月に行われる旅の祭典『ツーリズムEXPOジャパン2015』に出展する旨を伝えました。
続いて、パナマの観光についてブリーフィングを行い、パナマのフライトコネクションの強みや、世界のハブ空港としての役割を目指すトクメン国際空港の拡張プロジェクトについての説明を行いました。同プロジェクトは2017年の完了が見込まれており、その後は現在の年間利用者数800万人が1,500万人へと増加することになります。
また、ディアス大使は主要な観光資源の一つであるパナマ運河の拡張工事や、エコツーリズム、パナマの文化、世界遺産に登録されている5つの遺産などについても言及しました。
中村理事長はブリーフィング、及びツーリズムEXPOジャパン2015へのパナマの参加について感謝を伝え、同イベントがパナマの観光促進に大きく貢献するであろう、と述べました。
ミーティングは、現在パナマ政府と全日本空輸株式会社(ANA)の間で進行中の日本−パナマ間の直行便についての意見交換をもって終了しました。
2015年7月7日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、国会議員との関係強化の目的の下、野上浩太郎参議院議員へ表敬訪問をしました。
冒頭、ディアス大使はパナマの海洋政策についてプレゼンテーションを行った4 月27日の海事セミナーへの野上議員の参加に対しお礼を述べました。
続いて、パナマ運河拡張工事の近況について、今年6月に新しい水門の放水が開始されたこと、そして新水門のオペレーション開始が2016年4月に見込まれている旨を説明しました。また、パナマ都市交通3番線整備計画について、プロジェクトに係る融資及び建設事項に関し、パナマ・日本の両政府が協議を重ねている現状について説明をしました。
それを受け、野上議員からは、2014年6月に国土交通副大臣としてパナマ運河拡張工事の現場を訪れ、ロベルト・ロイ運河担当大臣兼メトロ庁長官及びホルヘ・ルイス・キハーノ運河庁長官と会談したことについての報告がありました。
野上議員は、2017年より開始見込みのアメリカ合衆国からの天然液化ガス(LNG)の輸入がパナマ運河を通じて行われることについて触れ、パナマ運河拡張の重要性を強調しました。同様に、海洋政策においてパナマが日本にとって重要であることを鑑み、国土交通省海事局、パナマ運河庁並びにパナマ海事庁の関係局間で行う『海事政策対話』を設置したことについても言及しました。
野上議員とディアス大使は様々な分野において両国が更なる関係強化を目指していくことで同意しました。
2015年7月6日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、日本の国会議員との関係強化という目的の下、連立与党である公明党の山口那津男代表へ表敬訪問をしました。ミーティグには、同党国際委員長の上田勇衆議院議員及び国際局次長の平木大作参議院議員も同席しました。
冒頭、ディアス大使は山口代表へ、2012年のパナマ大統領来日レセプションへの参加に対しての感謝の意を伝えました。
続いて、パナマ都市交通3番線整備計画に係る融資及び建設事項に関し、パナマ・日本の両政府が協議を重ねている現状について説明をしました。
また、パナマ運河拡張工事の近況についても言及し、今年6月に新しい水門の放水が開始されたこと、そして新水門のオペレーション開始が2016年4月に見込まれている旨を伝えました。
それに対し、山口代表は3番線及び運河拡張がパナマ・日本の二国間関係にとって非常に重要であることを鑑み、両案件につき同党出身である太田昭宏国土交通大臣へ報告する意向を述べました。
ディアス大使と山口代表は、引き続き両国の二国間関係の更なる強化を目指すことで同意しました。