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Archive for September, 2018

日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)の展示会へ参加

Saturday, September 29th, 2018

9月26日から28日にかけ、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)の展示会が東京ビックサイトにて開催されました。

パナマ貿易産業省及び駐日パナマ大使館の協力により、チリキ州の高地に農園を所有する7名のコーヒー農園主らが“パナマ・ゲイシャ”としてブースを出店し、世界に名の知れたゲイシャコーヒーの試飲などを行いました。

本展示会にはパナマ本国より、ゲイシャコーヒー を生産するエスメラルダ農園、エリダ農園、ドンパチ農園、カフェ・ボルカン・バルー農園、カーサ・クルス農園、ロス・ラホーネス農園、アウロマール農園それぞれの農園主が参加しました。

開会中9月27日には、パナマコーヒーセミナーを開催し、エリダ農園のウィルフォード・ラマストゥス・ジュニア氏、及びロス・ラホーネス農園主グラシアーノ・クルス氏が、ゲイシャコーヒー が生まれた背景からコーヒー 世界最高値となる1ポンドあたり803米ドルをたたき出すまでになった経緯を説明しました。

パナマコーヒー 農園一行によるビジネスを目的とした今回の来日の最後には、パナマ大使館企画による日本コーヒー 輸入業者とのネットワーキングディナーが行われました。同会には、日本国内で最高値でゲイシャコーヒー を落札したサザコーヒーの鈴木誉志男代表取締役会長も参加し、会を盛り上げました。また、パナマ科学技術庁ホルヘ・モッタ長官も同席し、日本人コーヒー バリスタの岩崎泰三氏によるゲイシャコーヒー 淹れる過程を見て楽しみました。ゲイシャコーヒー はその品質の高さを表すようにワイングラスで参加者へ配られました。

日本スペシャルティコーヒー協会展示会開会式の様子。
センターは丸山珈琲丸山 健太郎代表取締役兼SCAJ会長、パナマ 、ジャマイカ、エルサルバドール、ブラジル各国大使とともに

日本スペシャルティコーヒー協会展示会開会式の様子。 センターは丸山珈琲丸山 健太郎代表取締役兼SCAJ会長、パナマ 、ジャマイカ、エルサルバドール、ブラジル各国大使とともに

パナマ ゲイシャブース

パナマ ゲイシャブース

ゲイシャコーヒー 試飲のために列を成す参加者

ゲイシャコーヒー 試飲のために列を成す参加者

パナマ 大使によるセミナーでの開会の挨拶

パナマ 大使によるセミナーでの開会の挨拶

エリダ農園ウィルフォード・ラマストゥス・ジュニア氏によるプレゼンの様子

エリダ農園ウィルフォード・ラマストゥス・ジュニア氏によるプレゼンの様子

ロス・ラホーネス農園主グラシアーノ・クルス氏によるプレゼンの様子

ロス・ラホーネス農園主グラシアーノ・クルス氏によるプレゼンの様子

セミナーの参加者

セミナーの参加者

(真ん中)ホルヘ・モッタSENACYT長官
岩崎泰三バリスタがゲイシャコーヒーサーブを用意する様子

(真ん中)ホルヘ・モッタSENACYT長官 岩崎泰三バリスタがゲイシャコーヒーサーブを用意する様子

パナマ ゲイシャコーヒー をワイングラスで嗜む

パナマ ゲイシャコーヒー をワイングラスで嗜む

議員会館にてゲイシャコーヒーの試飲会開催

Wednesday, September 26th, 2018

9月25日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、パナマ・日本友好議員連盟に属する国会議員、企業や官公庁の代表者へ向け、パナマに関するプレゼンテーションを議員会館にて行いました。

本イベントはパナマ・日本友好議員連盟会長の衛藤征四郎衆議院議員による挨拶で始まりました。衛藤議員は挨拶の中で、頻繁に行われている大臣級高官による両国訪問や、国際連合総会の際に設けられた、安倍晋三総理とフアン・カルロス・バレラ大統領の小会合について話し、両国が強い友好関係にあることを言及しました。

一方、ディアス大使は都市交通2番線建設作業の完了、トクメン国際空港第2ターミナル開通が来年に控えていること、そして両国協力協定に基づき、日本のモノレール技術が導入されることとなった都市交通3番線の建設等、パナマのインフラ状況について説明しました。

最後に、日本スペシャルティーコーヒー展示会に参加するべく来日していた、ボケテ州ドンパチ農園フランシスコ・セラシン農園主により、パナマコーヒーの試飲会と講演会が行われました。

講演会の様子

講演会の様子

講演会の様子

講演会の様子

講演会の様子

講演会の様子

講演会の様子

講演会の様子

講演会の様子

講演会の様子

試飲会の様子

試飲会の様子

試飲会の様子

試飲会の様子

試飲会の様子

試飲会の様子

東京・たばこと塩の博物館でモラ展示会開催

Friday, September 14th, 2018

今月8日より10月21日まで、「モラと自然:エリザベス・ハンスコレクション」が、東京 たばこと塩の博物館にて開催されています。

同展示は9月12日に開会しました。まずはじめにリッテル・ディアス駐日パナマ大使が挨拶の言葉を述べ、その後たばこと塩の博物館、田中泰行館長による挨拶により開会しました。

開会式でディアス大使は、今回展示されているエリザベス・ハンスコレクションは東京で2回目の展示となること、ハンス氏はパナマに1962年から1977年まで住んでいたこと、そしてその間に1,500ものモラをサン・ブラス諸島の各地から集めたこと、さらに1993年に亡くなったハンス氏の遺灰は、生前のクナ文化への強い思い入れを汲み取り、グナ族が多く住むアイリガンディ島周辺に撒かれたことなどを説明しました。

エリザベス・ハンスコレクションはその継承者であるデニス・ブルース氏、及びディアナ・マークス氏によって保管されており、この度オーストラリアより持ってこられたものです。

昨年マークス氏は「モラ:ドレス、アイディンティティ、文化(Molas: Dress, Identity, Culture)」を出版され、本書内で「クナ族の女性の服は、グナ文化の象徴といえるほど重要な要素である」と述べています。

本展示では、パナマの自然を連想させる70のモラを展示しており、鳥、イグアナ、カメ、魚、服などバラエティに富んだ展示を見ることができます。さらにグナ族の暮らすグナ・ヤラの貴重な絵葉書も展示されています。

開会の言葉を述べるディアス大使の様子

開会の言葉を述べるディアス大使の様子

(左から)たばこと塩の博物館 田中館長、ディアス大使、ディアナ・マークス氏及びデニス・ブルース夫君、畑田ディアス紋奈大使夫人、株式会社サザコーヒー鈴木会長

(左から)たばこと塩の博物館 田中館長、ディアス大使、ディアナ・マークス氏及びデニス・ブルース夫君、畑田ディアス紋奈大使夫人、株式会社サザコーヒー鈴木会長

開会式の様子

開会式の様子

グナ・ヤラの貴重な絵葉書の展示

グナ・ヤラの貴重な絵葉書の展示

展示期間中の博物館入口の様子

展示期間中の博物館入口の様子

モラ展示会のチラシ

モラ展示会のチラシ