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Archive for April, 2017

“Molas: Dress, Identity ,Culture’’の出版記念イベント

Monday, April 24th, 2017

2017年4月4日、2017年2月7日、駐日パナマ共和国大使館は、セルバンテス文化センター東京の協力のもと、オーストラリア人のモラ研究家Diana Marks先生の著書「Molas: Dress, Identity ,Culture」の出版記念講演会を開催しました。

セルバンテス文化センター東京のマリア・ルイサ・カランサ氏は歓迎の辞の中で、同センターの目的がスペイン語圏の文化普及にあることに言及し、パナマの先住民族グナ族の文化であるモラに関するイベントを同センターで開催したパナマ大使館の協力に対しお礼を述べました。

リッテル・ディアス駐日パナマ大使は開会の辞の中で、Marks先生の著書がグナ族の文化認識過程としてのモラについて言及した重要な研究であると強調しました。また、Marks氏のグナ族への関心へ深く感謝し、モラが日本とオーストラリアなどアジア・オセアニア地域の国々とパナマとつなく架け橋となっていると述べました。

更に、ディアス大使は、Marks氏が世界を代表するモラの収集家であることにも言及し、Marks氏が2009年と2016年に東京とアメリカ合衆国首都ワシントンD.Cでそれぞれモラの展示会を行ったこと、そして2018年9月に再び東京の塩とタバコの博物館で展覧会を行う予定である旨発表しました。

Marks氏は自著の中で、モラはカラフルな複数の布を重ねたパネルであるだけではなく、動物や植物、パナマ地峡の地図、聖書や当時のパナマの情勢などを描画していると説明しています。

2009年開催された東京での展示会のあと、Marks先生はモラの技術をより深く理解するため、パナマ及び日本でモラのクラスを受講しました。

その後、オーストラリアロイヤルメルボルン工科大学にて、モラに関する研究において博士号を治めました。彼女の研究は主に、如何にしてモラが発展したのか、そして何故グナ族の女性によって着用されるようになったのか、という2点に着眼しています。

Marks 先生は講演会の後、パナマの風景とモラが展示された同センターの展示ギャラリーにて、参加者との交流会を楽しみました。

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講演会歓迎の辞を述べるセルバンテス文化センター東京よりマリア・ルイサ・カランサ氏

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講演会開会の辞の中を述べるリッテル・ディアス駐日パナマ大使

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モラ研究家Diana Marks先生による自著の講演会

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モラ研究家Diana Marks先生による自著の講演会

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講演会の参加者

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Marks先生、セルバンテス文化センター館長、パナマ、エクアドル、コスタリカの大使、日本のモラの教師たちと

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レセプション開会の辞の中を述べるリッテル・ディアス駐日パナマ大使n

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著者からセルバンテス文化センターへの本の寄贈

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レセプションの様子

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レセプションの様子

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サイン会の様子

パナマ運河庁(ACP)の来日

Friday, April 7th, 2017

2017年4月21日、パナマ運河庁(ACP)一行が来日し、2016年6月に開通した拡張後のパナマ運河に関する最新報告をすべく、運河の主要ユーザーたちとミーティングを行いました。

一行はホルヘ・キハーノ長官を筆頭に、オスカール・バサン市場調査分析局長、シルビア・マルッチ市場調査分析課長の3名が来日しました。

来日期間中、パナマ運河庁の一行は日本船主協会、国土交通省や経済産業省エネルギー資源庁、並びに海運業界・エネルギー業界の主要企業とミーティングを実施しました。各ミーティングの中で、拡張運河のサービスや様々な貨物部門における市場の見通しについて意見交換を行いました。

また、キハーノ長官は新閘門通航時に壁面接触等の事故が継続発生していることに関し、防護壁の改良など運河庁が行っている対策について具体的に説明しました。更に、パナマ運河に関連して進められている様々なプロジェクトについて言及しました。

パナマ運河庁の一行には、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使が同行しました。

日本船主協会とのミーティング

日本船主協会とのミーティング

日本船主協会とのミーティング

日本船主協会とのミーティング

国交省とのミーティング

国交省とのミーティング

 左から、大野泰正国土交通大臣政務官とキハーノ長官

左から、大野泰正国土交通大臣政務官とキハーノ長官

経済産業省エネルギー資源庁とのミーティング

経済産業省エネルギー資源庁とのミーティング

左から、キハーノ長官、山下隆一資源エネルギー庁資源燃料部長

左から、キハーノ長官、山下隆一資源エネルギー庁資源燃料部長