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Archive for February, 2017

東京都中央区立中央小学校へのパナマ紹介

Tuesday, February 14th, 2017

2017年2月8日、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使は、パナマの文化を日本の学生に広め、私たちの国への関心を高める目的で、東京都中央区立中央小学校を訪問しました。

第一部では、1年生から6年生の全校生徒と交流しました。芸術クラブによるお琴の演奏の後、ディアス大使は、パナマ運河や生物多様性などパナマに関するプレゼンテーションを行いました。またパナマの先住民族が手作りする、モラやチャキーラ、チュンガといった伝統工芸品を紹介しました。

第二部では、昨年の夏休みに私たちの大使館を訪問してくださった5年生約20人との意見交換を行いました。また5年生全員で、校庭で一輪車の大技を披露してくれました。

記念品贈呈の様子

記念品贈呈の様子


伝統工芸品の紹介

伝統工芸品の紹介


5年生による一輪車の披露

5年生による一輪車の披露

モラに関する著書出版記念講演会及びモラ展示会を開催

Monday, February 13th, 2017

2017年2月7日、駐日パナマ共和国大使館は、セルバンテス文化センター東京の協力のもと、宮崎ツヤ子先生の著書「宮崎ツヤ子コレクション モラのカラー図鑑 ~パナマの先住民アート」の出版記念講演会を開催しました。

宮崎ツヤ子先生は日本に於けるモラの先駆者として大変知られており、東京でモラの技術を教えるスクールを開いています。今般、40年以上に渡るモラの研究においてパナマで集められた自身のモラのコレクションの写真1,800名以上を掲載したカラー図鑑を出版しました。

セルバンテス文化センター東京のアントニオ・ヒル・デ・カラスコ館長は歓迎の辞の中で、同センターの目的がスペイン語圏の文化普及にあることに言及し、パナマの文化であるモラに関するイベントを同センターで開催したパナマ大使館の協力に対しお礼を述べました。

リッテル・ディアス駐日パナマ大使は開会の辞の中で、宮崎先生へパナマのグナ族の文化普及に対する深い感謝を表明しました。また、今日モラがキッチン用品、インテリア用品、メガネケース、ハンドバッグや帽子、ショールといったファッション用品など、幅広い生活雑貨に利用されていると説明しました。

続くモラの展示会開催記念式典では、宮崎先生からセルバンテス館長への本の寄贈が行われました。

本の出版講演会には100名を超えるモラ愛好家が参加し、展示会では宮崎先生のコレクションであるモラのアンティークや様々な時代のモラのブラウスなどの観覧を楽しみました。

講演会で歓迎の辞を述べるセルバンテス文化センター東京のアントニオ・ヒル・デ・カラスコ館長
講演会で歓迎の辞を述べるセルバンテス文化センター東京のアントニオ・ヒル・デ・カラスコ館長
講演会で開会の辞を述べるリッテル・ディアス駐日パナマ大使
講演会で開会の辞を述べるリッテル・ディアス駐日パナマ大使


自著のプレゼンテーションを行う宮崎ツヤ子先生
自著のプレゼンテーションを行う宮崎ツヤ子先生


講演会の来場者たち
講演会の来場者たち



展示会開催記念カクテルで講演会で歓迎の辞を述べるセルバンテス文化センター東京のアントニオ・ヒル・デ・カラスコ館長
展示会開催記念カクテルで講演会で歓迎の辞を述べるセルバンテス文化センター東京のアントニオ・ヒル・デ・カラスコ館長


展示会開催記念カクテルで開会の辞を述べるリッテル・ディアス駐日パナマ大使
展示会開催記念カクテルで開会の辞を述べるリッテル・ディアス駐日パナマ大使


本の寄贈の様子
本の寄贈の様子
展示会の来場者たち
展示会の来場者たち


グナ族の文化を表したモラ
グナ族の文化を表したモラ


推定1960年代に作成されたアンティークモラ
推定1960年代に作成されたアンティークモラ


様々な時代のモラブラウス
様々な時代のモラブラウス

荒川知水資料館への視察訪問

Sunday, February 12th, 2017

2017年1月28日、ダビッド・デ・レオン臨時代理大使は、荒川知水資料館を視察訪問しました。

まず、デ・レオン臨時代理大使は、同資料館のピ清水弘幸氏及び中須賀淳事務所長の案内のもと荒川水門を訪れました。

続いて、デ・レオン臨時代理大使と中須賀所長のミーティングが行われ、その中で中須賀所長は、パナマ大使館への日頃のサポートに対し感謝を述べました。また、昨年6月に開通した拡張後のパナマ運河についての資料提供への協力を伝えました。

他方、デ・レオン臨時代理大使は同視察訪問の実現に対しお礼を述べ、同資料館が東京都北区民にとって、荒川とパナマ運河の友好関係を学ぶ貴重な場となっていると述べました。また拡張後の新しいパナマ運河の資料についても協力していく大使館の姿勢を伝えました。

荒川知水資料館は、パナマ運河両洋博物館と姉妹館協定を締結しており、同博物館には1904年から1911年までパナマ運河建設にかかわった日本人土木技術者である青山士氏を称えるモニュメントが展示されています。

ピーター清水氏によるパナマ運河に関するセミナーの後、参加者たちはデ・レオン臨時代理大使への質疑応答を通じ、パナマへの知識を深めました。またパナマ大使館が提供したパナマコーヒーを楽しむ機会にも恵まれました。

今回の訪問は、荒川知水資料館とパナマ大使館の友好関係をさらに深める機会となりました。

ピーター清水氏及び中須賀淳事務所長に迎えられるダビッド・デ・レオン臨時代理大使

ピーター清水氏及び中須賀淳事務所長に迎えられるダビッド・デ・レオン臨時代理大使


荒川水門の視察

荒川水門の視察


質疑応答

質疑応答