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Archive for May, 2016

パナマと日本、パナマ都市交通3番線建設の円借款供与の交換文書に署名

Friday, May 20th, 2016

2016年4月20日、フアン・カルロス・バレラ・ロドリゲス大統領と安倍晋三首相は首脳会談後、26億ドルのパナマ都市交通3番線建設の円借款供与の交換文書の署名式に証人として立ち会いました。

このプロジェクトはアメリカ大陸で初めてとなる日本技術によるモノレールの導入となります。規定により3500万ドルの技術協力の無償提供も含みます。

3番線はパナマ首都圏から西部へ移動するパナマ人に有益かつ、大量輸送公共交通における日本の高い技術を中南米地域に示す機会となります。

また、両首脳は経済協力開発機構(OECD)が策定した金融口座の情報交換に必要な自動的情報交換の規定を含む二国間協定を開始することで合意しました。

両首脳の合意の前、ルイス・ミゲル・インカピエ外務副大臣は財務省を来訪し関係者と同案件における協議を行いました。

2009年以降、パナマは30以上の二国間租税条約と情報交換に合意署名しました。

首脳会談の様子(スペイン語 1分30秒)↓:


左から:首脳会談で握手を交わすバレラ大統領と安倍晋三首相

左から:首脳会談で握手を交わすバレラ大統領と安倍晋三首相


左から:署名後握手を交わすロベルト・ロイ運河大臣と北岡伸一JICA理事長と証人として立ち会う両首脳

左から:署名後握手を交わすロベルト・ロイ運河大臣と北岡伸一JICA理事長と証人として立ち会う両首脳


左から:署名をするドゥルシディオ・デ・ラ・グアルディア経済財務大臣と北岡伸一JICA理事長と証人として立ち会う両首脳

左から:署名をするドゥルシディオ・デ・ラ・グアルディア経済財務大臣と北岡伸一JICA理事長と証人として立ち会う両首脳


左から:署名後のルイス・ミゲル・インカピエ外務副大臣と黄川田仁志外務大臣政務官と証人として立ち会う両首脳

左から:署名後のルイス・ミゲル・インカピエ外務副大臣と黄川田仁志外務大臣政務官と証人として立ち会う両首脳

フアン・カルロス・バレラパナマ大統領、日本への公式訪問

Friday, May 20th, 2016

2016年4月20日、フアン・カルロス・バレラ・ロドリゲス大統領公式訪問最終日、二国間の政治的な絆を深めるべく日本パナマ友好議員連盟の会長を務める衛藤征士郎衆議院議員主催で朝食懇親会が行われました。

続いて大統領は、パナマでビジネスを繰り広げる様々な企業で構成される日本・パナマ企業交流会との昼食懇親会に参加し、約70名の日本企業の参加者とパナマでのビジネスについて意見交換を行いました。

また同日、一般社団法人日本船主協会(JSA)の工藤泰三会長、株式会社国際協力銀行(JBIC)の渡辺博史代表取締役総裁、独立行政法人国際協力機構(JICA)の北岡伸一理事長などの様々な組織の代表との会議が行われました。バレラ大統領はパナマ政府を代表し各機関に、日頃の協力に対しての感謝の意を表明し、今後も各組織との関係を深めていく旨を確認しました。

パナマ大統領、パナマにおけるビジネス投資機会を紹介

Friday, May 20th, 2016

2016年4月19日、フアン・カルロス・バレラ・ロドリゲス大統領とロレナ・カスティージョ・デ・バレラ夫人は天皇・皇后両陛下と会見し、熊本地震の犠牲者への哀悼の意を伝えました。

続いて大統領は、日本の船舶及び海事関連企業や機関関係者との意見交換を目的とした昼食懇親会を開催しました。この昼食会には大統領の他に、ロベルト・ロイ運河担当大臣、ホルヘ・バラカット パナマ海事庁長官、そしてリッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使が参加し、パナマ船籍登録の更なる強化や6月にオペレーションが開始される拡張後のパナマ運河などについて意見交換を行いました。また、バラカット海事庁長官からは、パナマ船籍登録の実績について述べ、当セクターにおいて今後も世界的に競争力を高めていく姿勢を強調しました。

また午後には、パナマのビジネス投資機会について紹介するパナマ・インベスト・セミナーが開催され、様々なセクターの企業や機関からおよそ200名が参加しました。同セミナーでは、パナマの堅実な経済成長などに言及し、パナマに存在する投資機会について様々なプレゼンターから発表がありました。大統領は、自身の政権が掲げる政府五箇年計画について発表し、飲用水施設の整備、浄水施設、廃棄物処理など、様々な公共インフラ事業において今後の更なる日本企業の参画を促しました。ゲストプレゼンターの下坂 雅信中南米工営取締役からは、同社が2006年に本部を移設した経験に基づき、パナマにおいてビジネスを行うことの有意について述べられました。また、ドゥルシディオ・デ・ラ・グアルディア経済財務大臣は、立地、コネクティビティ、安定した貨幣システムや銀行システムなど、パナマの有する好条件について言及し、投資という面でのパナマの競争力を強調しました。

最後に、バレラ大統領主催による来日レセプションが開催され、駐日大使や外交官、大臣、国会議員、関連企業・機関関係者、在日パナマ人、文化関係者など、日頃パナマ大使館へ協力をして下さっている関係者およそ300名が出席しました。


海事関連企業との昼食懇親会の様子

海事関連企業との昼食懇親会の様子


海事関連企業との昼食懇親会の様子

海事関連企業との昼食懇親会の様子


海事関連企業との昼食懇親会の様子

海事関連企業との昼食懇親会の様子


パナマ・インベスト・セミナーの様子

パナマ・インベスト・セミナーの様子


パナマ・インベスト・セミナーの様子

パナマ・インベスト・セミナーの様子


パナマ・インベスト・セミナーの様子

パナマ・インベスト・セミナーの様子


パナマ・インベスト・セミナーの様子

パナマ・インベスト・セミナーの様子


バレラ大統領来日レセプションにて開会の辞を述べるリッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使

バレラ大統領来日レセプションにて開会の辞を述べるリッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使


石井啓一国土交通大臣

石井啓一国土交通大臣


黄川田仁志外務大臣政務官

黄川田仁志外務大臣政務官


菅良二今治市長

菅良二今治市長


フアン・カルロス・バレラ・ロドリゲス大統領

フアン・カルロス・バレラ・ロドリゲス大統領


乾杯を行う衛藤征士郎衆議院議員

乾杯を行う衛藤征士郎衆議院議員


大統領来日レセプションの様子

大統領来日レセプションの様子

パナマ大統領、多摩都市モノレールを見学

Wednesday, May 11th, 2016

2016年4月18日、来日中のフアン・カルロス・バレラ・ロドリゲス大統領は多摩都市モノレールを見学し、河島均代表取締役社長より、同モノレールのオペレーションや、導入計画から建設そして稼働に至までの過程の説明を受けました。

同モノレールは、パナマ市西部に導入される予定の交通機関に類似したシステムを利用しています。現代的で騒音が少なく、6両編成により千人近い乗客の移動が可能になります。

続いて、バレラ大統領は日立製作所の東原敏昭執行役社長兼CEOを訪問しました。同社は100年に及ぶ歴史と世界的にも高く評価されている技術を有し、世界の交通機関事業に広く従事しています。

更に、バレラ大統領は三菱商事株式会社の小林健代表取締役会長を訪問し、今後もパナマにおける様々なプロジェクトを通じて、パナマと同社の関係を深めていく旨を確認しました。

多摩都市モノレール試乗の様子(スペイン語 1分12秒)↓:

 

多摩都市モノレールの説明を受けるバレラ大統領

多摩都市モノレールの説明を受けるバレラ大統領


モノレールの車輛を見学するバレラ大統領とロベルト・ ロイ運河担当大臣

モノレールの車輛を見学するバレラ大統領とロベルト・ ロイ運河担当大臣


モノレールの車輛を見学するバレラ大統領とロベルト・ ロイ運河担当大臣

モノレールの車輛を見学するバレラ大統領とロベルト・ ロイ運河担当大臣


モノレール試乗後の感想を述べる大統領

モノレール試乗後の感想を述べる大統領


日立製作所とのミーティング

日立製作所とのミーティング


日立製作所とのミーティング

日立製作所とのミーティング


三菱商事株式会社とのミーティング

三菱商事株式会社とのミーティング