駐日パナマ大使 2020日本バリアフリープロジェクト代表らと会合 « EMBASSY OF PANAMA IN JAPAN

駐日パナマ大使 2020日本バリアフリープロジェクト代表らと会合

7月23日火曜日、リッテル・ディアス駐日パナマ大使は、2020東京バリアフリープロジェクト代表ら、及び同プロジェクトに参加する障害を持つ子供を大使館へ迎え会合の場を持ちました。

同プロジェクトは、障害を持つ子供たちが、2020パラリンピック東京大会開催までに駐日154の大使館を訪れ、それぞれが持つ障害について知ってもらい、さらには必要に応じて社会全体からの協力を促すための意識付けをする目的があります。

会合の中でディアス大使は、パナマでは公共施設でのスロープ、優先駐車場、障害者用トイレ等の設置義務が法律で定められているといった、発展した障害者支援内容について説明しました。

同様に、パナマには障害者支援庁が設置されており、障害を持った市民の社会参加促進のための政策決定を行っていることにも言及しました。

一方、会合に参加した障害を持つ子供の親御さんからは、幼少期に発症したレット症候群についてのプレゼンがありました。プレゼンの中で、レット症候群とは体の動きや会話能力に影響する、神経系の発達障害であると説明がありました。

同会合は最後に、この日本バリアフリープロジェクトの重要性、またプロジェクトを支援する在日大使館への感謝の意、そして日本だけでなく世界中で協力を必要とする方々への有益な活動であることなどを述べた、菅義偉官房長官のビデオメッセージで終了しました。