総括 « EMBASSY OF PANAMA IN JAPAN

総括

パナマ・スペシャルティーコーヒー総括行事・計画原産地のユニークな特徴

パナマ国内には、以下の通りスペシャルティーコーヒー特産地が3ヶ所あります。

  • ボケテ地域 (アルト・キエール、パロ・アルト、ハラミジョ、オルケタ、バホ・モノ、ボルカンシト、カミセタ、 エル・サルト)
  • ボルカン地域 (バンビート、パソ・アンチョ、バリレス、ティシンガール、ロス・ポソス)
  • ピエドラ・カンデラ地域(ピエドラ・デ・カンデラ、コロラド、サンタ・クララ、コティト、リオ・セレノ)

現在、パナマ産スペシャルティーコーヒーの年間輸出量は10万嚢(一嚢当たりは60キロ)です。

パナマ・スペシャルティーコーヒー協会(英語の頭文字でSCAP)および全国パナマ産コーヒー受益輸出者協会(スペイ ン語の頭文字でANBEC)という2つのスペシャルティーコーヒーの専門機関があります。本機関の設立趣旨は、コーヒーの品質向上と農業生産過程の改善、 またニッチ市場向きの商品として、専門的な市場をターゲットとし、パナマ産コーヒーを紹介・売り出すことです。

パナマ産コーヒーは、大量生産の標準的な品質でアピールしようとしているのはなく、少量生産だからこその贅沢な品質、 高い技術、さらに環境への配慮や社会的責任までをも意識した取り組みを特徴としています。

また、パナマの優れた運送設備(空港、道路、鉄道、海事等)を利用することにより、世界の消費者に早く届けることが可能になります。